こもれびの天窓「光の柱」

こもれびの天窓01
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こもれびの天窓02
こもれびの天窓03
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森へ入ると同じ場所でも毎回異なる風景の見え方に驚かされます。朝と昼、夕方、晴れた日、霧が立ち込める日など、その表情は四季を通じて実に豊かです。雨上がりの森は、土や落ち葉の匂いがし、濡れた植物は色が際立ち生き生きとしているように感じます。また、霧が立ち込める森は、木々から色が薄れシルエットとなり、まるで水墨画の世界へ入ってしまったような気さえします。

山の天候の移り変わりは早く、雲の隙間から現れた太陽は、木々や葉の隙間から無数の光の柱を地面へと落とします。光の柱は、そんな神秘的は森の表情のイメージでもあり、差し込む陽の角度から季節の変化や時間を感じることができます。